応身如来とは? わかりやすく解説

応身如来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 14:51 UTC 版)

如来」の記事における「応身如来」の解説

如来というは如を体とし、しこうして来たる故に如来と名づく…問う。如を体とし、しこうして来るが故に如来と名づくとは、是れ応身にして来の義あるべし。真如法身には、いかんが来あるや。 答う。本は隠れしが今顕れる如く、また来と称するを得。(二釈名門者。体如而来。故名如来。又如諸仏。故名如来。問。体如而来。故名如来。此是応身有来義。真如法身云何有来。答。如本隠今顕。亦得称来。) —吉蔵勝鬘宝窟』 つつしんで真実の証を顕さば、すなはちこれ利他円満の妙位、無上涅槃極果なり。すなはちこれ必至滅度の願(第十一願)より出でたり。また証大涅槃の願と名づくるなり。しかるに煩悩成就凡夫生死罪濁の群萌往相回向心行を獲れば、即のときに大乗正定聚の数に入るなり。正定聚住するがゆゑに、かならず滅度に至る。かならず滅度に至るはすなはちこれ常楽なり。常楽はすなはちこれ畢竟寂滅なり。寂滅はすなはちこれ無上涅槃なり。無上涅槃はすなはちこれ無為法身なり無為法身はすなはちこれ実相なり。実相はすなはちこれ法性なり。法性はすなはちこれ真如なり。真如はすなはちこれ一如なり。しかれば弥陀如来は如より来生して、報・応・化種種の身を示し現じたまふなり。 —親鸞教行信証

※この「応身如来」の解説は、「如来」の解説の一部です。
「応身如来」を含む「如来」の記事については、「如来」の概要を参照ください。

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