心敬が理想とした連歌とは? わかりやすく解説

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心敬が理想とした連歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 01:42 UTC 版)

心敬」の記事における「心敬が理想とした連歌」の解説

心敬僧都庭訓』に以下のように書かれている雲間の月を見る如くなる句がおもしろく候。(中略八月十五夜の月のようなるは、好ましからず候。 つまり、十五夜満月のような歌よりも、部分隠れる月のような歌が良いとしている。この美意識は、侘び茶の祖とされる茶人村田珠光共有していた(『禅鳳雑談永正9年(1512年)11月11日)。 また、ささめごと』には 言わぬ所に心をかけ、冷え寂びたるかたを悟り知れとなり。境に入りはてたる人の句は、この風情のみなるべし。 とあり、歌を極めた後は、気持ち全て言葉言い表さない余情体」の歌を詠むきとしている。この美意識も、武野紹鴎などの茶人共有されている(『山上宗二記』)。

※この「心敬が理想とした連歌」の解説は、「心敬」の解説の一部です。
「心敬が理想とした連歌」を含む「心敬」の記事については、「心敬」の概要を参照ください。

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