復元と公開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/29 01:04 UTC 版)
この館は明治4年、払い下げによって大久保氏の所有になり、現在に至る。 1984年(昭和59年)の豪雪で倒壊したため、11月28日から修理に入った。 この修復について、1985年(昭和60年)2月に彦根市が一般公開を条件として助成を決め、同年には国から補助金が出ることになり、同年10月から解体し、約4年かけて全面的に解体修理を進め、直弼が住んでいたころのように復元した。そして、1991年(平成3年)3月27日に完工記念式を行い、同年4月1日から内部も一般公開された(有料)。 なお、この全面的な解体工事に合わせて発掘調査なども行なわれ、解体前に築後約380年とされていたものが、創建宝暦9年(1759年)頃創建とされるなど様々な新事実が判明し、当主の大久保治男駒澤大学教授が1991年(平成3年)に「埋木舎-井伊直弼の青春」 を出版した。
※この「復元と公開」の解説は、「埋木舎」の解説の一部です。
「復元と公開」を含む「埋木舎」の記事については、「埋木舎」の概要を参照ください。
- 復元と公開のページへのリンク