弱装弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:55 UTC 版)
装薬量を減らすなどして、一般的な弾薬よりも発射圧力を低めたもの。威力や射距離は減少するが、反動低下と、それに伴う命中精度の向上が期待できる。旧日本軍では減装弾と呼称し、軽機関銃・狙撃銃に使用していた。自衛隊では62式7.62mm機関銃、64式7.62mm小銃、74式車載7.62mm機関銃が弱装弾を使用する。はじめから弱装弾を想定した設計がされている銃に使うならば問題はないが、そうでない銃で弱装弾を用いる場合、弾道が照準装置の設定に合わなくなり、自動火器においては圧力不足による作動不良にも注意が必要となる。
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