弓胎弓(ひごゆみ)[戦国時代後期 ]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 19:27 UTC 版)
「和弓」の記事における「弓胎弓(ひごゆみ)[戦国時代後期 ]」の解説
これまで弓胎弓の完成を江戸初期とする説が有力だったが、小田原城跡から15〜16世紀の漆塗り弓胎弓が出土したことから、戦国時代後期までに完成していたことが判明した。(詳細は構造欄参照)。江戸初期は通し矢競技が盛んに行われた。藩の威信を掛けた競技のため、弓、矢、弽(ゆがけ)の改良、開発が盛んに行われた。当時培われた技術が現代の弓具制作の礎となっていると言っても過言ではない。現在使われている弽(ゆがけ)の原型の発祥もこの頃のことかと思われる。
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