建仁参詣記
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この発心門王子の古くの様子を詳しく伝えるのが、建仁元年(1201年)の藤原定家の参詣記である。定家ら後鳥羽院の一行の参詣は晩秋から初冬にかけてである。定家が伝えるところによれば、この王子の社は思わず信心をかきたてられるほどに神々しく、さらに社殿の周囲にすきまなく生い繁った木々がみな紅葉し、風が紅葉を舞い散らして境内に散る、荘厳で美しいさまを伝えている。
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