延信王

世界宗教用語大事典

のぶざねおう 【延信王】

平安後期の皇族。神祇伯（神祇官の長官）白川家の祖。花山天皇の皇子清仁親王の子。従四位上弾正大弼。一〇二五（万寿二）年源朝臣の姓を賜った。翌年侍従に任じ、次いで一〇四六（永承一）年神祇伯となったと伝えられる。以後、神祇伯は、その後裔である白川家の世襲となり、神祇伯に任じた時には王姓に復することとされた。（生没年不詳）→ 伯家神道