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廣瀬純 (批評家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/01 04:53 UTC 版)

ひろせ じゅん
廣瀬 純
生誕 1971年(51 - 52歳)
日本東京都
別名 Jun Fujita Hirose[1]
出身校 早稲田大学パリ第三大学
職業 批評家
配偶者 佐藤公美

廣瀬 純(ひろせ じゅん、1971年 - )は、日本の批評家[2]龍谷大学教授

専門は映画論、現代思想フランス語フランス文学

妻は青山真治映画のプロデューサーなどを務めた佐藤公美。

主な著書に『美味しい料理の哲学』[3]、『闘争のアサンブレア』[4]、『シネキャピタル』[5]、『蜂起とともに愛がはじまる』[6]、『シネマの大義』。

経歴

早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程修了。パリ第三大学映画視聴覚研究科博士課程中退。

映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」元編集委員。フランスの映画雑誌「VERTIGO」編集委員。

ジャン=リュック・ゴダールなどヌーヴェルヴァーグを研究。

著書

単著

  • 『美味しい料理の哲学』(河出書房新社、2005年)
  • 『闘争の最小回路 南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』(人文書院、2006年)
  • 『シネキャピタル』(洛北出版、2009年)
  • 『蜂起とともに愛がはじまる 思想/政治のための32章』(河出書房新社、2012年)
  • 『絶望論 革命的になることについて』(月曜社、2013年)
  • 『アントニオ・ネグリ 革命の哲学』(青土社、2013年)
  • 『暴力階級とは何か 情勢下の政治哲学 2011-2015』(航思社、2015年)
  • 『シネマの大義 廣瀬純映画論集』(フィルムアート社、2017年)

共編著

  • 『闘争のアサンブレア』(月曜社、2009年、コレクティボ・シトゥアシオネスと共著)
  • 『資本の専制、奴隷の叛逆』(航思社、2016年、編著)
  • 『三つの革命 ドゥルーズ=ガタリの政治哲学』(講談社、2017年、佐藤嘉幸と共著)
  • 『ドゥルーズと革命の思想』(以文社、2022年、堀千晶・山崎雅広と共著)

訳書

  • 『芸術とマルチチュード』(月曜社、2007年、アントニオ・ネグリ著)
  • 『未来派左翼』(NHK出版、2008年、アントニオ・ネグリ著)
  • 『マルチチュードの文法 現代的な生活形式を分析するために』(月曜社、2009年、パオロ・ヴィルノ著)
  • 『ノー・フューチャー イタリア・アウトノミア運動史』(洛北出版、2010年、フランコ・ベラルディ著)

脚注

  1. ^ 哲学の夕べ-客体・物・身体-”. アンスティチュ・フランセ日本 (2013年5月31日). 2014年1月20日閲覧。
  2. ^ 高祖, 岩三郎 (2009年7月18日). “地球をナメるな、トイレに行くな”. 図書新聞. 2013年7月26日閲覧。
  3. ^ 田中, 竜輔 (2005年12月16日). “『美味しい料理の哲学』廣瀬 純”. Nobody. 2013年7月26日閲覧。
  4. ^ 藤井, 枝里 (2009年6月7日). “書評「闘争のアサンブレア」”. 人民新聞. 2013年7月26日閲覧。
  5. ^ 芳村, 優希 (2009年5月1日). “「シネキャピタル」”. 神戸映画資料館. 2013年7月26日閲覧。
  6. ^ 平井, 玄 (2012年6月16日). “「自由」と「正義」に引き裂かれ 「回答不可能な問い」を生産せよ”. 図書新聞. 2013年7月26日閲覧。

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