廃止検討
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 00:13 UTC 版)
2015年(平成27年)7月、保守のためのコストが問題となり、利用実績も乏しいためJR北海道は廃止の可能性を示唆し、その後、同年10月を目処に廃止する意向を豊浦町に伝えた。一方、町では当駅を観光資源として存続させるよう求めた。 その後、豊浦町が駅の管理・運営を検討していることを明らかにし、2015年10月での廃止は見送った上でJR北海道と協議を続けることになった。JR北海道が示した年間の維持費は約150万円、そのほか、老朽化したプラットフォームの改修には1,000万円程度かかる模様だが、町は2016(平成28)年度の予算に駅存続のために当面必要な費用を盛り込む考えを示した。さらに今後、ふるさと納税の活用なども含め、費用確保の方法を模索するとした。 2015年12月、JR北海道は町との協議に基づき町から駅存続のための費用・人的支援を受け、当面1年駅を存続させるとともに、今後も状況を見つつ1年ずつ更新を検討していくことを公表した。
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