庭園 :閉じた庭:楽園(地上)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:28 UTC 版)
「マリア像」の記事における「庭園 :閉じた庭:楽園(地上)」の解説
マリアは開けた風景よりむしろ「閉じた園」、庭園と密接に関係している。閉じた園自体がマリアの処女性の象徴とされる。囲われていることを示す垣根にはバラやその他マリアを象徴する植物が描かれる。庭園の文化史との関連で地域ごとの特色も興味深い。バラ垣、その他の垣を描く ショウンガウアー、ロホナーによる作品が特に有名。田園風景のある聖母子 ジョヴァンニ・ベリーニ作。草原の聖母子 ラファエロ作。彼には類似の構図の作が計3つあり(ウフィツィ蔵、ウィーン蔵、ルーブル蔵)、ルーブルの作は「楽園の女庭師」とも呼ばれる。
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