序・研究史の流れ
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「家族・私有財産・国家の起源」の記事における「序・研究史の流れ」の解説
1884年2月、こうした研究活動の中でエンゲルスはマルクスによるモーガン研究のノートを発見した。さらに、モーガンの他にはヨハン・ヤコブ・バッハオーフェンの『母権論』、古代の氏族共同体に関してゲオルグ・ルートヴィヒ・フォン・マウラーの『ドイツ村落制度の歴史』や、マクシム・コヴァレフスキーの『共同体的土地所有 その解体の原因、経過および結果』、ヘンリー・メインの『初期制度史講義』、ジョン・ラボックの『文明の起源と人類の原始状態』などのノートがつくられた。エンゲルスは、これらの古代共同体に関する研究ノートに基づき序論を記述し、先史研究における研究史の流れを概観した。
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