幻の橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 14:32 UTC 版)
『オール讀物』2005年11月号掲載 内堀銀行の娘・百合江からロミオとジュリエット状態の自身の恋愛について相談を受けた英子。百合江の祖父と、百合江の想い人・東一郎の祖父は兄弟だが、かつて死亡広告を出した・出さないの争いから犬猿の仲となり、以来家同士も縁が切れていた。 ベッキーさんの知恵で百合江と東一郎は互いの祖父に事情を話し、両家は仲直りの運びになる。百合江の家で開かれる講演会の場に、東一郎の祖父は和睦のしるしにと1枚の浮世絵を送る。だが、その絵が何者かに盗まれてしまう。 百合江と東一郎は見たことのない不審な人物が盗んでいくのを見たと証言するが、英子は2人の狂言ではないかと疑う。果たしてその理由とは……。
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