平泉での伝説の起源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 18:20 UTC 版)
岩手県南西部に位置する平泉にある達谷窟毘沙門堂で大将軍(坂上田村麻呂)の本地を毘沙門天の化身とみなす田村信仰が発祥すると、京の文学群に影響されて奥州藤原氏の全盛期に創出された悪路王伝説が達谷窟毘沙門堂や姫待不動堂の伝承に付会され、藤原利仁が鞍馬寺に参籠して下野国高蔵山の群盗数千を鎮圧した説話とも結びつき、前九年合戦や奥州合戦がおこると源氏神話として『陸奥話記』や『吾妻鏡』に記載されたことが発信源となった。
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