巻数の数え方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 10:16 UTC 版)
本書の『源氏物語』の巻数の数え方については、 並びの巻を独立しては数えない 「廿六 雲隠」と雲隠を数えている 「廿七 匂兵部卿 並一紅梅 並二竹河」の後は宇治十帖については橋姫の「宇治一」から夢浮橋の「宇治十」まで、それまでとは独立して巻数を数えている。 といった『白造紙』以来の古い時代の注釈書に一般的に見られる数え方と 若菜を上下に分けて数えている(但し「若菜下」を特に巻数には数えていない) と、新しい注釈書に多く見られる数え方の中間的な性格を持っている。
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