左右軸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 20:28 UTC 版)
左右軸(さゆうじく、left-right axis)は動物の3体軸のうち最後に決まる軸である。正中面を挟んで左右相称な体制を持つ左右相称動物において、その器官などの形態や配置、性質などに左右差がみられることを左右性(left- and right-handedness、左右非対称性、左右非相称性)と呼ぶ。左右非対称性が生じるメカニズムは進化的に多様で、動物によってその形成時期も異なっている。顕著な例としては、シオマネキの鋏脚の大きさや、巻貝の巻型、脊椎動物の内臓の配置などが挙げられる。
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