川曳・陸曳と奉曳経路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/25 15:18 UTC 版)
川曳は、内宮付近を流れる五十鈴川で行われ、約1kmの区間を川を遡る形で曳く。途中に2つの瀬があり、一度で越えられないこともあるような難所を通り、内宮の入り口に架かる宇治橋前で「エンヤ曳き」を行って陸へ曳き上げる。 内宮の陸曳は、古市発のコースと宇治浦田発のコース、特別神領民によるコースの3つがある。起点は違えど、おはらい町を経由し、宇治橋前で曳き終える点は共通している。 外宮の陸曳は、浦口発のコースと尾上町発のコース、宮町発のコースの3つがある。浦口発と宮町発のコースは起点が異なるが、同じ伊勢参宮街道(ほぼ三重県道22号伊勢南島線のルート)沿いを奉曳する。浦口発が旧外宮領の奉献団、尾上町(小田橋付近)発が内宮で川曳を行った奉献団、宮町発が特別神領民の通るコースである。
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