かんとんほうけい
嵌頓包茎
嵌頓包茎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/12 01:58 UTC 版)
嵌頓包茎(かんとんほうけい、英:paraphimosis[1]、独:Paraphimose[2])とは真性包茎ないし包皮輪(包皮口)が狭小な仮性包茎でありながら包皮を無理に翻転させたときに起きうる、露出した亀頭が狭い包皮輪に絞扼されて包皮が戻らなくなった状態である[3]。 包皮輪に冠状溝部を絞扼された亀頭が血行障害により赤紫色に腫脹し[4]、包皮が正しい位置に戻るのを妨げるとともに痛みを伴う[3][5]。放置しておくと、最悪の場合壊死に至る医学的緊急性の高い状態である[5]。
- ^ Phimosis and Paraphimosis - Genitourinary Disorders - MSD Manual Professional Edition(英語) MSD Manual Professional Version 2021年5月14日閲覧
- ^ Phimose und Paraphimose - Urogenitaltrakt - MSD Manual Profi-Ausgabe(ドイツ語) MSD Manual Profi-Ausgabe 2021年5月14日閲覧
- ^ a b c d e 嵌頓包茎について | メディカルノート メディカルノート 2021年5月14日閲覧
- ^ 関戸 哲利 (編集主幹), 中島 耕一 (編), 永尾 光一 (編), 鈴木啓悦 (編), 高波眞佐治 (編), 宍戸清一郎 (編)『泌尿器科グリーンノート』中外医学社、398頁。ISBN 978-4-49-806-430-0。
- ^ a b c d e 包茎および嵌頓包茎 - 03. 泌尿器疾患 - MSDマニュアル プロフェッショナル版 MSDマニュアル プロフェッショナル版 2021年5月14日閲覧
嵌頓包茎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 20:00 UTC 版)
包皮輪狭窄が起こっている包茎には、平常時には包皮を反転させられる場合があるが、その結果、包皮の狭い部分が陰茎を絞扼し、亀頭が鬱血し、包皮を亀頭に被せられなくなることがある。このような症状を、「嵌頓(かんとん)」ないしは「嵌頓包茎(かんとんほうけい)」と呼ぶ場合もある。この場合、鬱血している部分が壊死する恐れがあるため、速やかに医療機関で処置を受ける必要がある。
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嵌頓包茎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 01:14 UTC 版)
詳細は「嵌頓包茎」を参照 包皮口が狭小な場合、包皮を無理に反転させて亀頭を露出した状態にしておくと血管やリンパ管を中心とした循環障害を起こし先の包皮が腫脹して激しい痛みを伴うことがある。これを嵌頓包茎(かんとんほうけい)という。根治するには包皮環状切除術が必要である。治さずそのままだと壊死してしまう。
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