岩鼻製造所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 10:24 UTC 版)
「東京砲兵工廠岩鼻火薬製造所」と称した黒色火薬の製造所が1882年11月より設置されていた。その後、1923年4月に「陸軍造兵廠火工廠岩鼻火薬製造所」へ、1940年4月に「東京第二陸軍造兵廠岩鼻製造所」へとそれぞれ改称し、1945年の終戦を迎えるまで、黒色火薬やダイナマイト、軍用火薬、民間用の産業火薬の生産・供給を行なっていた。敷地内には岩鼻軽便鉄道が引き込まれていた。現在、都市公園群馬の森および、量子科学技術研究開発機構高崎量子応用研究所および、日本化薬高崎工場となっている。現在もコンクリート製の関連施設の廃墟が現存するが公開はされていない。
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