岡野馨とは? わかりやすく解説

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岡野馨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 13:54 UTC 版)

岡野 馨(おかの かおる、1893年2月20日 - 1941年12月12日)は、日本のフランス文学者翻訳家

略歴

俳人岡野知十の子として東京に生まれる。 1915年、東京外国語学校卒業。 1921年、フランスに渡る。のち陸軍大学校教授。墓所は多磨霊園

翻訳

  • エス・ボナールの罪』(アナトール・フランス、岡野かをる名義訳、春陽堂) 1923
  • 『アリアーヌと青鬚・尼僧ベアトリス / シヤントクレヱル』(マアテルリンク / ロスタン、世界童話大系刊行会、世界童話大系) 1924 
  • 『小間使日記』(ミルボオ、春陽堂) 1925、のち改題『小間使の日記』上・下(永井順共訳、新潮文庫) 1952 
  • 『タイス』(アナトール・フランス、新潮社、世界文学全集 1929、のち改題『舞姫タイス』(角川文庫) 1952、のち復刊 1989 
  • 『世界童話劇集 上』(小山内薫, 松田衛共訳、近代社) 1930
  • 『ザイール』(ヴォルテール、岡野かほる名義訳、近代社世界戯曲全集刊行部、世界戯曲全集31) 1927
  • 『ヱルナニ / 戯れに恋はすまじ / ルイ・ブラス』(ユーゴー / ミュッセ / ユーゴー、岡野かほる名義訳、近代社世界戯曲全集刊行部、世界戯曲全集32) 1930
  • 『水夫』(ピエル・ロチ、春陽堂、世界名作文庫) 1933、のち創藝社、近代文庫 1953
  • 『戦争と人 世界大戦の省察』(デブネ、岩波書店、軍事文化叢書) 1944

関連項目




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