山池作とは? わかりやすく解説

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山池作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 08:52 UTC 版)

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山 池作(やま の いけつくり、生没年不詳)は、平安時代初期の貴族のち宿禰従六位下・山豊山の子。官位従五位下河内介

出自

山氏(山直)は、天穂日命の十七世孫の日古曾乃己命の後裔とされる[1]、出雲氏族に属する天孫氏族。氏の呼称は山部・山守部伴造氏族であったことに由来すると想定される[2]

経歴

仁明朝承和3年(836年正六位上右大史官位にあったが、弟の池永らとともに和泉国から左京五条に本拠を貫附された。のち左大史に昇任され、承和6年(839年)池作を含む一族10名がから宿禰改姓している。

承和7年(840年従五位下越前介に叙任されて地方官に転じる。その後、嘉祥2年(849年肥後介仁寿2年(852年河内介と仁明朝後半から文徳朝にかけて地方官を歴任し、斉衡4年(857年内位の従五位下に至った。

官歴

六国史』による。

系譜

  • 父:山豊山[3]
  • 母:不詳
  • 妻:不詳
    • 男子:山浜万呂[3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『新撰姓氏録』和泉国神別
  2. ^ 佐伯[1994: 463]
  3. ^ a b 宝賀[1984: 1051]

参考文献




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