山中渓駅構内電車衝突事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 22:45 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (1949年以前)」の記事における「山中渓駅構内電車衝突事故」の解説
1944年(昭和19年)6月27日 阪和線山中渓駅 - 紀伊駅の上り勾配で下り5125電車(2両編成)が減速して自然に停止。運転士が原因を調べている最中に逆走し始め、空気ブレーキが使用不能のため手ブレーキで減速に努めたものの、山中渓駅に停車していた後続の5517電車(2両編成)に衝突した。4名が死亡、128名が負傷した。 原因は先行電車運転士が床下の空気管のコックの取り扱いを誤ったことで空気ブレーキが使用不能になったこと、また転動防止処置が不十分で逆走したことである。
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