山上王とは? わかりやすく解説

山上王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 01:04 UTC 版)

山上王(さんじょうおう、生年不詳 - 227年5月)は高句麗の第10代の王(在位:197年 - 227年)。『三国史記』高句麗本紀によると姓は高、は延優、または位宮。先代の故国川王の弟であり、故国川王が197年5月に死去したときに王子がなかったため、もう一人の兄の発岐と争って勝利し、王位に就いた。


  1. ^ 『魏書』が記す位宮と『三国史記』の山上王は年代が合わず、位宮に相当する年代の王は東川王である。
  2. ^ その理由として扶余族の「兄死取嫂(兄が死んだときにはその妻を弟が娶る)」という風習が高句麗に残っていたことがあるが、王宮内で勢力を維持したい于氏が望んでのことともされている。
  3. ^ 高句麗の王位継承についての内部対立の記事が『三国志』に収められているが、これを受けた記事が『三国史記』には故国川王紀と山上王紀とにそれぞれ少し異なる形で記述されている。


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