山の口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 05:47 UTC 版)
資源の継続的な利用のため、里山の資源には利用開始の期日が設定されることも多かった。資源利用が解禁されることを「山の口が開く」「口開け」と呼んだ。福島県南会津郡只見町倉谷の事例では、肥料用の草は盆過ぎ、クルミの実は9月15日以降、ヨシは10月上旬で霜が降りる前、マタタビの蔓は稲刈り後、カヤは萱の花が落ちてから、村で決めた日に「口開け」をしていた。
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