尾道シネマ基金
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2007年8月には映画館開館に向けて「尾道シネマ基金」の活動を始める。公的助成を受けずに映画館を設立することを目標に、個人や企業から寄付を募った。ある書店に設置した募金箱には小銭だけで30万円もの募金が集まっている。映画上映会、リーフレット、地元メディア、ロータリークラブ、青年会議所、地元の書店や飲食店など多様な場所で寄付を募り、講演会で映画館設立の熱意を訴えた。ウェブサイトを通じて日本中の映画ファンにも寄付を呼び掛け、他地方に住む尾道出身者や大林監督ファンなどからも多くの募金が集まったという。 尾道市出身のタレントの山本モナなども参加し、芸能関係者からも多くの支援が寄せられた。モナは子どものころの思い出を元に「尾道に映画館を作る会」に応援メッセージを送り、同い年の河本とは2人でランチを食べる仲である。2000万円の目標に対して、開始2ヶ月で579万2351円の募金が集まり、2008年3月の終了時には2700万円の寄付金が集まった。
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