尾形敏幸とは? わかりやすく解説

尾形敏幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 14:08 UTC 版)

尾形 敏幸(おがた としゆき、1956年 - )は、日本作曲家東京都生まれ。

来歴

東京学芸大学教育学部卒業、同大学院修了。和声・対位法尾高惇忠、作曲を矢代秋雄甲斐説宗三善晃に師事した。1979年に、混声合唱曲「虹の輪」で笹川賞創作曲コンクール合唱部門1位受賞。1980年に、女声合唱曲「憩らひ―薊のすきな子に―」で朝日作曲賞の前身である「創作合唱曲公募」入選。混声合唱曲「浅き春に寄せて」で神奈川県芸術祭合唱創作コンクール第1位。1997年に、無伴奏混声合唱のための「上代歌謡抄」で平成9年度文化庁舞台芸術創作奨励特別賞受賞。

現在は玉川大学芸術学部講師(作曲法)および洗足学園大学講師を務める。

主要作品

合唱

  • 混声合唱曲「虹の輪」(1979)
  • 女声合唱曲「憩らひ-のすきな子に-」(1980)(昭和55年度全日本合唱コンクール課題曲)
    • 後に"女声合唱とピアノのための「映像Ⅰ」"に収録される。
  • 混声合唱組曲「風に寄せて」(1983)
  • 混声合唱曲「アダジオ」(1983)(平成6年度全日本合唱コンクール課題曲)
  • 混声合唱とピアノのための「五つのギリシャ的抒情詩」(1985)
  • 混声合唱曲「シャンパン」(1986)
  • 「いま」(1989/第56回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲)
  • 混声合唱組曲「春のために」(1989)
  • 混声合唱とピアノのための組曲「海へのオード」(1989)
  • 混声合唱とピアノのための「肖像」(1990)
  • 混声合唱組曲「星ふる夜の歌」(1991)
  • 女声合唱とピアノのための組曲「光の生誕」(1994)
  • 混声合唱とピアノのための「抒情小曲集」(1995)
  • 混声合唱曲「合唱」(1995)
  • 無伴奏混声合唱のための「上代歌謡抄」(1997)
  • 混声合唱曲「愛の歌」(1998)
  • 混声三部合唱曲「原初」(1999)
  • 混声三部合唱曲「夕焼け」(1999)
  • 混声合唱とピアノのための「光る道」(2006)
  • 女声合唱とピアノのための10のPOP SONGS「いのちのわけ」(2006)
  • 混声合唱とピアノのための「4つのポエム」(2008)
  • 童声合唱とピアノのための「夕空から」(2008)

器楽、その他

  • オーケストラとピアノのための「CONFIGURATION-星位-」(1980)
  • 弦楽とピアノのための「Amorphous」(1982)
  • ウィンドアンサンブルのための「CARNAVAL」(1983)
  • ピアノ・ソナタ第2番「水晶の典礼」(1987)
  • 邦楽器群のための「豊饒なる国のはてで」(2001)
  • ピアノソロのための「鏡のメタモルフォーゼ」(2002)
  • 管弦楽のための「いま時が傾いて」(2005)
  • 5人の邦楽器奏者のための「寓懐あまつかぜ」(2007)

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