小野 茂とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 小野 茂の意味・解説 

小野茂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/29 06:37 UTC 版)

小野 茂(おの しげる、1930年11月15日 - 2014年9月10日[1])は、日本英語学者東京都立大学名誉教授

略歴

東京府生まれ。父は官僚政治家小野哲。旧制武蔵高等学校卒、1953年東京大学文学部英文科卒業。同年学習院大学助手、1955年専任講師、1959年一橋大学専任講師、1962年東京都立大学助教授、1974年教授。1969年から1970年までペンシルヴェニア大学留学。1971年「英語法助動詞の発達」で文学博士(東京大学)。東京都立大学名誉教授、1988年昭和女子大学教授。2000年退職。中世英語英文学会会長、国際アングロサクソニスト学会(ISAS)名誉会員。妻は小野恭子(1930年 - )津田塾大学名誉教授[要出典]ジョイス研究)。

著書

  • 『英語法助動詞の発達』(研究社出版 1969年)
  • 『フィロロジーへの道』(研究社選書 1981年)
  • 『英語史の諸問題』(南雲堂 1984年)
  • 『On Early English Syntax and Vocabulary』(南雲堂、1989年)
  • 『英語史研究室』(南雲堂 1990年)
  • 『フィロロジーの愉しみ』(南雲堂 1998年)
  • 『フィロロジスト 言葉・歴史・テクスト』(南雲堂 2000年)
  • 『フィロロジーのすすめ』(開文社出版 2003年)
  • 『歴史の中の英語』(南雲堂 2008年)

共編著

  • 『英語慣用句小辞典』(乾亮一共編 研究社英語小辞典シリーズ 1959年)
  • 『英語学大系 第8巻 英語史 1』(中尾俊夫共著 大修館書店 1980年)

翻訳

  • リチャード・バックル編『英国社会階層と言語表現 UとノンU再考』(秀文インターナショナル 1982年)
  • Maxine Tull Boatner, John Edward Gates 編 Adam Makkai 改訂『バロン現代英語熟語辞典』(共編訳 秀文インターナショナル 1982年)
  • R.W.チェインバーズ『英語散文の連続性について アルフレッドからモアとその一派まで』(斉藤俊雄共訳 英潮社新社 英潮社新社・英語学・英文学叢書 1987年)
  • A.Johnson『ロングマンよく使われる英語の慣用句とことわざ事典』(訳編 秀文インターナショナル 1995年)
  • ジェリー・ノールズ『文化史的にみた英語史』(小野恭子共訳 開文社出版 1999年)
  • ハイナー・ギルマイスター『英語史の基礎知識』(開文社出版 2000年)
  • ワーズワスシェリーキーツ『小野茂訳詩集』南雲堂 2000年)

記念論文集

  • 『英語文献学研究 小野茂博士還暦記念論文集』(秦宏一、井出光ほか編 南雲堂 1990年)

脚注

  1. ^ 訃 報 [2012年(平成24年)10月1日 ~]”. 東京都立大学同窓会. 2024年10月29日閲覧。

参考




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小野 茂」の関連用語

小野 茂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小野 茂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小野茂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS