小軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:26 UTC 版)
英語でelectron subshellといい、「小軌道」、「副電子殻」、「亜殻」と言われる。ここでは本項目である「電子殻」と区別しやすくするため「小軌道」と表記する。小軌道は電子殻を構成する電子軌道の集まりで、エネルギー準位の低い内側のs軌道から始まり、p、d、f、g軌道と続く。各小軌道の電子容量の和がその電子殻の電子容量となる。K殻ではs軌道の2個のみ、L殻ではs軌道の2個とp軌道の6個の計8個、M殻ではs軌道の2個、p軌道の6個、d軌道の10個の合計の18個となる。 小軌道に収納可能な電子数小軌道方位量子数電子数名前の由来s軌道 0 2 sharp p軌道 1 6 principal d軌道 2 10 diffuse f軌道 3 14 fundamental g軌道 4 18 fの次
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