電子の収容順とは? わかりやすく解説

電子の収容順

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:26 UTC 版)

電子殻」の記事における「電子の収容順」の解説

高位の「電子殻」の低位の「小軌道」のエネルギー準位は、低位の「電子殻」の高位の「小軌道」より低くなっており、そちらへ先に電子収容される。これを構造原理という。右図の3行目のM殻ではp軌道3p)に電子が入ると、次はd軌道3d)では無くN殻のs軌道4s)へ電子が入る。その後でM殻のd軌道3d)へ戻る。以降 3d - 4p - 5s - 4d - 5p - 6sと続いていく。ただし第4周期以降では例外もある。詳細電子配置参照例えるなら、近く建物3階引っ越すより、遠い建物1階入居するほうが簡単という事である。これがO殻、P殻32個より多く電子を持つ元素が見つかっていない理由でもある。 2012年時点発見報告されている(未公認を含む)元素は、右図小軌道6dおよび7s満たし7p電子収容している元素である。

※この「電子の収容順」の解説は、「電子殻」の解説の一部です。
「電子の収容順」を含む「電子殻」の記事については、「電子殻」の概要を参照ください。

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