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小西秀朗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 00:45 UTC 版)

小西 秀朗
基本情報
国籍 日本
出身地 秋田県
生年月日 (1937-09-08) 1937年9月8日
没年月日 (2020-01-13) 2020年1月13日(82歳没)
身長
体重
179 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 1960年
初出場 1960年4月3日
最終出場 1964年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

小西 秀朗(こにし ひでろう、1937年9月8日 - 2020年1月13日[1])は、秋田県[2]出身のプロ野球選手外野手)。左投左打。

来歴・人物

プロ入り前

秋田高校では1954年、2年生の時にエース青山伍(大映スターズ)を擁し、四番打者、右翼手として第36回全国高等学校野球選手権大会に出場。2回戦(初戦)で恵川康太郎のいた三原高に敗退[3]。青山以外のチームメートに高橋捷郎(慶大東洋レーヨン)がいた。同年の秋季奥羽大会県予選も決勝に進むが、エース嵯峨健四郎を擁する秋田商に惜敗。翌1955年夏は奥羽大会1回戦で岩手高に敗れ、甲子園には出場できなかった。

高校卒業後は立教大学に進む。東京六大学野球リーグでは5度の優勝を経験。4年時の1959年秋季リーグで優勝に貢献し、自身もベストナイン(外野手)に選ばれている[1]。大学同期には森滝義巳稲川誠種茂雅之浜中祥和高林恒夫がいる。

現役時代

大学卒業後の1960年国鉄スワローズへ大学同期の森滝とともに入団[2]。スワローズでは1年目から外野手として一軍に定着。翌1961年には開幕から右翼手として起用されるが、打撃面で結果を残せず夏に失速。同年は54試合に先発出場を果たす。以降は徐々に出場機会が減り、1964年東京オリオンズへ移籍[2]

だが、ここでの出番はわずか4試合に終わり、同年のシーズンオフに引退した[2]

死去

2019年12月10日に開催された日本プロ野球OBクラブ25周年記念ファンとの集いでは元気な姿を見せていたが、2020年1月13日午前6時33分病気のため、秋田市の病院で死去。82歳没[1]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1960 国鉄 72 116 104 5 19 4 0 1 26 14 0 0 4 0 5 0 3 26 1 .183 .241 .250 .491
1961 86 193 181 6 34 8 1 1 47 14 1 0 1 0 11 0 0 41 1 .188 .234 .260 .494
1962 43 66 62 2 12 3 0 0 15 1 0 1 0 0 3 1 1 17 2 .194 .242 .242 .484
1963 4 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
1964 東京 4 4 4 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .250 .250 .250 .500
通算:5年 209 382 354 13 66 15 1 2 89 29 1 1 5 0 19 1 4 87 4 .186 .236 .251 .487

記録

背番号

  • 8 (1960年 - 1963年)
  • 9 (1964年)

脚注

  1. ^ a b c “小西秀朗氏(こにし・ひでろう=元プロ野球国鉄、東京外野手)”. 秋田魁新報電子版. (2020年3月16日). https://www.sakigake.jp/news/article/20200316AK0013/ 2020年12月1日閲覧。 
  2. ^ a b c d プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、223ページ
  3. ^ 「全国高等学校野球選手権大会70年史」朝日新聞社編 1989年

関連項目

外部リンク




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