小林彌六とは? わかりやすく解説

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小林彌六

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 09:04 UTC 版)

小林 彌六(こばやし やろく、1933年 - )は、日本の経済学者。専門は、現代資本主義論、現代社会主義論、新従属理論。

略歴

長野県上伊那郡辰野町出身。長野県諏訪清陵高等学校を経て、1956年東京大学経済学部卒業、1961年同大学大学院経済学研究科修了。1966年東京教育大学(現・筑波大学)非常勤講師。1969年立正大学経済学部教授、法政大学経済学部非常勤講師。1974年筑波大学社会科学系助教授を経て、同大学教授。退官後、同大学名誉教授、明海大学経済学部教授、国際地球環境大学客員教授、和光大学講師。

著書

単著

  • 『経済学批判体系の生成』御茶の水書房 1967年
  • 『流通形態論の研究』青木書店 1969年
  • 『価値論と転形論争』御茶の水書房 1977年
  • 『経済原論』御茶の水書房 1978年
  • 『現代資本主義分析』御茶の水書房 1979年、1980年
  • 『資本主義と社会主義』御茶の水書房 1981年
  • 『新生日本への道』御茶の水書房 1992年
  • 『新ユートピア経済学』たま 1993年
  • 『友愛主義宣言』たま 1995年
  • 『聖徳太子に学べ』ごま書房 1998年
  • 『二十一世紀の新経済学』文芸社 1999年
  • 『公と私の思想史』東京大学出版会 2001年
  • 『公と私の社会科学』東京大学出版会 2001年
  • 『新しい経済学と世界観』春風社 2001年
  • 『いま、聖徳太子の知恵が未曾有の国難を救う』ごま書房 2002年

共著

  • 『アクエリアス革命』たま 1988年
  • 『いま、なぜ世代継承性なのか』將来世代国際財団 京都フォーラム 1998年
  • 『比較思想史的脈絡から見た公私問題』將来世代研究所 京都フォーラム 2000年

参照

  • 「長野県人物・人材情報リスト」日外アソシエーツ 2019年

小林弥六

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 15:41 UTC 版)

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こばやし やろく
小林 弥六
別名義 小林 靖長[1]雅号は呑酒[2]
生年月日 (1878-11-01) 1878年11月1日
没年月日 (1943-03-22) 1943年3月22日(64歳没)
出生地 日本石川県金沢市
職業 映画監督
活動期間 1907年 - 1943年
著名な家族 長男:小林昌典[注釈 1]
次男:小林重夫[注釈 2]
姪:小林加奈枝
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小林 弥六(こばやし やろく、1878年11月1日 - 1943年3月22日)は、日本映画監督

石川県金沢市生まれ[1][2]。専門学校卒業[2]1907年(明治40年)、横田商会に撮影技師として入社し、巡業隊に属して映写技師活動弁士を務める[1][3]1909年(明治42年)頃からは同社で牧野省三監督・尾上松之助主演作品の助監督に就く[1]1912年(大正元年)の日活創立で同社の撮影部に入り、やがて監督に昇進した[3]1920年(大正9年)、日活時代劇部が二部制となり、第一部で松之助映画の監督を務めた。翌年には牧野が日活を去ったため、以降は松之助映画を専門に撮り続けた[1][3]1926年(大正15年)に松之助が死去してからは監督を辞め、池永浩久撮影所長の秘書、製作総務部長、衣裳係主任などを務め、定年退職後も嘱託として晩年まで撮影所に勤務した[1][3]

主な監督作品に『お祭佐七』(1917年)、『槍の権三郎』(1918年)、『弥次喜多 前篇 善光寺詣りの巻』(1921年、辻吉朗監督と共同、現存[4])、『乞食と大名』(1925年)など。

脚注

注釈
  1. ^ 小林正典(1915年 - 不明)は、日活大将軍撮影所の子役、日活太秦撮影所の背景部、脚本部を経て、大映京都撮影所で美粧を務めた人である。美粧を担当した作品に『新・平家物語』『炎上』『釈迦』など[3]
  2. ^ 小林重夫(1917年 - 1975年)も、日活大将軍撮影所と太秦撮影所の子役を経て、兄同様美粧を務めた人である[3]
出典
  1. ^ a b c d e f 佐藤忠男『日本の映画人 日本映画の創造者たち』、日外アソシエーツ、2007年
  2. ^ a b c アサヒグラフ編集局『映画年鑑 大正13・4年度』、東京朝日新聞発行所、1925年、p.209
  3. ^ a b c d e f 洛西地域映画史聴き取り調査報告Ⅱ,小林昌典氏談話立命館大学、2015年3月3日閲覧
  4. ^ 弥次喜多 善光寺詣りの巻東京国立近代美術館フィルムセンター、2015年3月3日閲覧

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