小宮山眞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/24 23:01 UTC 版)
小宮山 眞(こみやま まこと、1947年2月1日 - )は、日本の化学者。筑波大学生命領域学際研究センター教授。東京大学先端科学技術研究センター及び工学系研究科化学生命工学専攻名誉教授。専門は核酸化学で、人工制限酵素、DNAナノテクノロジーの研究などで知られる。元東京大学総長の小宮山宏は実兄。
経歴
- 1970年 東京大学工学部工業化学科卒業
- 1975年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了[1]
- 1975~79年 米国ノースウェスタン大学博士研究員
- 1979年 東京大学助手(工学部)
- 1987年 筑波大学助教授(物質工学系)
- 1991年 東京大学教授(工学部)
- 2000年 東京大学先端科学技術研究センター教授(兼任)
- 2012年 筑波大学生命領域学際研究センター教授
研究
セリウムを用いた人工制限酵素によるDNAの切断技術を開発し、これを駆使したバイオテクノロジー分野の研究を進めている。またテロメアの構造・機能解析、DNAを素材として用いた構造物の構築、希土類金属を用いたリン酸化の検出法などの研究でも知られる。
脚注
注釈
出典
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『金属塩を用いる交互共重合の物理化学的研究』”. 2023年4月6日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
- 小宮山眞のページへのリンク