小原夏樹とは? わかりやすく解説

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小原夏樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/10 14:40 UTC 版)

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小原 夏樹(おはら なつき、1949年昭和24年) - 1992年平成4年)1月13日[1])は、いけばな小原流の四世家元

略歴

兵庫県神戸市に生まれる。甲南大学経済学部卒業[1]1969年(昭和44年)1月、父である三世家元小原豊雲より次期家元に指名され、併せて財団法人小原流理事に就任する[2]。以来、アメリカ欧州など、三世家元の助手として世界各地を歴訪する。1973年(昭和48年)11月にはドイツ大使館にて作品を展示[3]1978年(昭和53年)6月、三世家元と東京セントラル美術館にて「小原豊雲・夏樹二人展 いけばな・いま・そして」を開催する(以降9月大阪、11月福岡にて巡回展)[4]1979年(昭和54年)、自身主催の造形いけばなによる公募展「マイ・イケバナ」を開催する(以降毎年開催(2018年1月現在))[5]。本展は当初、東京を主とした超流派の若手作家を招待して実施されたが、現在は他流からの応募は受け付けていない[6]1985年(昭和60年)3月、新しい花型「花舞」を発表する[5]1986年(昭和61年)財団法人小原流の理事長に就任する[5]1990年(平成2年)、国際花と緑の博覧会に出品し、大モニュメント「ミトスの花園」を制作・展示する[5]1991年(平成3年)新しい花型「花意匠」を発表する[7]1992年(平成4年)、42歳にして急逝。1995年(平成7年)、四世家元を追贈された[8]

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.160
  2. ^ 小原流史 下巻 小原流史編纂実行委員会刊 p329
  3. ^ 小原流史 下巻 小原流史編纂実行委員会刊 p336
  4. ^ 小原流史 下巻 小原流史編纂実行委員会刊 p346
  5. ^ a b c d 小原流挿花 1992年7月号 財団法人小原流発行 p14
  6. ^ 小原夏樹その仕事のすべて 小原夏樹記念出版刊行委員会・編 p10
  7. ^ 小原夏樹その仕事のすべて 小原夏樹記念出版刊行委員会・編 p181
  8. ^ 一般財団法人小原流公益法人データベースシステムNOPODAS

関連項目

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