導電性と磁性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/21 06:26 UTC 版)
「酸化インジウム(III)」の記事における「導電性と磁性」の解説
クロムをドープした酸化インジウム(III)の薄膜(In2-xCrxO3)は、高温で強磁性を示し、単一の結晶相を持ち、高密度のキャリアを持つ磁性半導体である。スピントロニクスにおけるスピン注入素子としての応用が期待されている。 亜鉛をドープした酸化インジウム(III)の多結晶の薄膜は、高い導電性(~105 S/m)を持ち、液体ヘリウムの低温で超伝導性を示す。 超伝導転移温度Tcは、ドーピングと薄膜の構造に依存し、3.3 K以下である。
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