審議状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 15:00 UTC 版)
「第30回ジャパンカップ」の記事における「審議状況」の解説
しかし、レース終了後3件の審議が行われた。そのうちの一つが直線で2位入線のローズキングダムの進路が狭くなったことについてのもので、24分にも及ぶ審議の結果、「1位入線のブエナビスタが急に内側に斜行し、ローズキングダムの進路を妨害した」として同馬を2着に降着。2位入線のローズキングダムを繰り上がり1着とした。 なお、残る2件の審議のうち、ブエナビスタがスタート後に躓いたことについては、これは自らが躓いたものであったため、他馬への影響が全くなかったことからすぐに審議対象から外されたが、フィフティープルーフ・マリヌス・シリュスデゼーグルがヴィクトワールピサと直線で接触した件については、走行妨害は認められなかったものの、ギュイヨンには10万円の過怠金が言い渡された。また、ブエナビスタに騎乗したスミヨンは開催日4日間の騎乗停止となり、騎乗予定であった香港国際競走での騎乗も不可能となった。 ブエナビスタは前年度の秋華賞でも2位入線から3着に降着しており、GI優勝馬が2度の降着処分を受けたのは初めてのことだった。
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