宿泊施設問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 16:21 UTC 版)
サーキット所在地は木浦市街に近いものの、主要な国際空港である仁川国際空港から400km以上離れているため、F1関係者は車で4時間移動しなければならないなど、長時間の陸上移動が必要である。サーキット周辺には外国人に対応できる観光ホテルが極めて少なく、関係者の多くが木浦にあるラブホテルを兼ねた韓国人向け宿泊施設に宿泊することになった。スクーデリア・フェラーリでさえ例外ではなくこうした宿泊施設に宿泊することとなり、(唯一アロンソ、マッサの両名は観光ホテルであるホテル・ヒュンダイに宿泊できた)、英国放送協会のBBCのジャーナリストや日本人F1解説者の今宮純を始め、世界中のジャーナリストが同じような経験を余儀なくされた。イタリアのメディアでは「F1チームがセックスモーテルに押し込められた」と報じられた。さらにはこれらのホテルは日中は時間制である為、多くのVIPやジャーナリストにさらなる衝撃を与えたばかりか、一部のメディアでは借り切ったはずの部屋が、借主の留守中に短時間ではあるが別の利用者に二重利用されていると報じられた(ホテル側は事実を否定)。マクラーレンやウィリアムズはラブホテルを逃れており“セックスモーテルに押し込められた”他所の関係者を散々冷やかしていた。
※この「宿泊施設問題」の解説は、「韓国グランプリ」の解説の一部です。
「宿泊施設問題」を含む「韓国グランプリ」の記事については、「韓国グランプリ」の概要を参照ください。
- 宿泊施設問題のページへのリンク