宮下駅 (新潟県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 15:30 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動宮下駅 | |
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![]() 宮下駅跡周辺の線路跡。写真右奥が悠久山側。(2011年9月16日) | |
みやした MIYASHITA | |
◄小曽根 (0.8 km) (1.3 km) 浦瀬► | |
所在地 | 新潟県長岡市小曽根町 |
所属事業者 | 越後交通 |
所属路線 | 越後交通栃尾線 |
キロ程 | 7.5 km(悠久山起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1915年(大正4年)8月29日 |
廃止年月日 | 1975年(昭和50年)4月1日 |
宮下駅(みやしたえき)は、かつて新潟県長岡市小曽根町にあった越後交通栃尾線の駅である。1975年(昭和50年)4月1日、栃尾線の全線廃止により廃駅となった。
駅構造
地上駅で、ホーム1面1線の無人駅。列車交換は不可能だった。 1972年3月15日改正の時刻表[1]によると、当駅には7~8時台の長岡方面行きと、16~19時台および最終の栃尾 行きのみが停車し、他の列車はすべて通過していた。
歴史
- 1915年(大正4年)8月29日 - 栃尾鉄道により開業。
- 1956年(昭和31年)11月20日 - 社名変更に伴い栃尾電鉄の駅となる。
- 1960年(昭和35年)10月1日 - 長岡鉄道、中越自動車との3社合併により越後交通の駅となる。
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 栃尾線の全線(長岡 - 上見附間)廃止により廃駅となる。
駅跡
2007年頃の河川改修により、駅のあった場所は川の中になってしまった。現在そこには「みやしたはし」ができているが、ちょうどその真下に交差するようにホームがあった。浦瀬側に残っていた橋台もその河川改修により消滅した。その橋台から先は、1980年代に行われた区画整理により浦瀬駅跡の約300m手前まで線路跡が完全に消失している。
駅周辺
2011年現在、周辺には畑が広がっている。
- 延命寺
隣の駅
参考文献
- 寺田裕一『新 消えた轍-ローカル私鉄廃線跡探訪-』5 上信越、ネコ・パブリッシング、2011年。ISBN 978-4-7770-1110-0。
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