実務修習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 02:29 UTC 版)
試験合格後、国土交通大臣の登録を受けた実務修習機関(公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会)において「実務修習」を受けることができる。実務修習期間は、1年、2年、3年の3種類(コース)がある。実務修習は(1)講義、(2)基本演習、(3)実地演習の3単元で構成されており、各単元とも修得確認が必要である。修得確認を取得できない場合には再受習となる。 講義 一般的基礎知識、種別・類型別鑑定評価、手法適用上の技術的知識等の講義を受ける。 基本演習 具体的に実査、評価、鑑定評価報告書の作成等を行う。 実地演習 指導鑑定士の指導を受けながら、実地演習必須類型の鑑定評価報告書の作成を行う。 上記の3単元全ての修得が確認された場合に、修了考査を受けることができる。内容は「小論文」と「実地演習の事案に対する口頭試問」である。修了考査で修了確認されれば、国土交通大臣の修了の確認手続後、不動産鑑定士として登録することができる。
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