定石におけるコスミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 23:05 UTC 版)
黒1は幕末期の大棋士本因坊秀策が多用したため、秀策のコスミと呼ばれる。後にaのカケ、b、c、d方面からのハサミ、左辺へのヒラキなどをにらむ。コミ碁の一般化に伴い、黒番におけるこの手は攻めの効率が悪い緩手と見なされるようになり、長らくプロからは敬遠されてきた。しかし近年、急速に力をつけた囲碁AIがこの手を最善手として選択する対局例が数多く見られたことからこの手に対する再評価が進み、現在では以前よりも打たれる機会が多くなってきている。
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