宗十郎(そうじゅうろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:08 UTC 版)
「風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事における「宗十郎(そうじゅうろう)」の解説
江戸相撲時代、鬼一と同じ荒馬部屋の兄弟子だった。ただし、年齢は同じ。おぞう勘助がひいきにしていて、甚助のつけで飲み食いしていた。しかし、十両 止まりでそれ以上出世できず、雑司ヶ谷で百姓をやっている父の具合が悪いという知らせを受けて廃業を決めた。そして、甚助には詫びを入れて借金も返したが、甚助は詫びを受け入れずに10年の年季奉公を求めた。見かねた鬼一が代わりに甚助に謝罪してくれたため、宗十郎は無事に故郷に帰れたが、そのおかげで鬼一が甚助の恨みを買うことになった。
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