宗古の棋譜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 19:26 UTC 版)
現存する宗古の最初の棋譜は1653年(承応2年)に刊行された『仲古将棋記』(将棋指組)に収録されている本因坊算砂との十五番指しである。 この対局は、1619年(元和5年)から1621年(元和7年)にかけて行われた。当時は算砂のほうが格上だったため、手合割は宗古が下手で平香交り(平手と右香落ちを交互に指す)である。第二局は、現存する最古の駒落ちの棋譜である。 結果は、平手では宗古の4勝3敗1持将棋、香落ちでは宗古の5勝2敗、通算で宗古の9勝5敗1持将棋と勝ち越している。 なお、第一局が行われた1619年の時点で宗古44歳、算砂61歳であった。
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