安部井櫟堂とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 美術家 > 工芸家 > 日本の篆刻家 > 安部井櫟堂の意味・解説 

安部井櫟堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/09 15:22 UTC 版)

安部井 櫟堂(あべい れきどう、男性、文化2年(1805年) – 明治16年(1883年9月16日)は、近代日本の篆刻家である。

はカイ?(大+介)、は大介、は芥舟。通称音門のちに音人。はじめの姓は岡氏。近江彦根の人。

略伝

近江国に生まれたが京都富小路押小路北・南に住む。篆刻の師は不明。明治元年(1868年)、印司に任命される。60代半ばにして明治政府から天皇御璽大日本国璽の刻印を命じられ1年がかりで明治7年(1874年)に拝刻した。2つの金印は強度を保つため合金製で、櫟堂が繆篆を用いて拝刻して秦藏六が鋳造した。重さは4.5kgあり、現在でも公文書に用いられている。

印譜

  • 『平安名家印譜』(文久元年)
  • 『鉄如意印譜』

出典

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「安部井櫟堂」の関連用語

安部井櫟堂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



安部井櫟堂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの安部井櫟堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS