安永9年の噴火とは? わかりやすく解説

安永9年の噴火

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 20:19 UTC 版)

還住 (青ヶ島)」の記事における「安永9年の噴火」の解説

安永9年6月18日1780年7月19日)から23日までの6日間青ヶ島群発地震見舞われた。6月24日には地震は収まるが、6月27日池之沢噴火口出現し、そこから大量の湯が噴き上がった池之沢内の大池小池水位上昇続け、やがて大池小池はひとつの大きなとなって耕作地飲み込んでいった。また、水温上昇して7月半ばには手を入れられないほどの湯になってしまった。しかも大量に湧出続ける湯は塩水であり、池之沢耕地甚大な被害を受けることになった。また噴煙噴出見られ噴煙によっても農作物被害受けた青ヶ島名主の七太夫7月末に噴火被害について報告するために八丈島渡った八丈島役所8月被害の状況確認するために見分実施したが、このときは報告見分成果はなく、翌年天明元年分の青ヶ島年貢規定どおりの納入指示され通常通り年貢納められた。

※この「安永9年の噴火」の解説は、「還住 (青ヶ島)」の解説の一部です。
「安永9年の噴火」を含む「還住 (青ヶ島)」の記事については、「還住 (青ヶ島)」の概要を参照ください。

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