安全基地とパーソナリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 10:07 UTC 版)
「安全基地」の記事における「安全基地とパーソナリティ」の解説
イギリスの児童精神医学者であるジョン・ボウルビィは、子供の破壊的感情を受け止めて中和する母親の安全基地の役割に注目し、1988年に『A Secure Base』という著作を出版している。精神療法においては、治療者が安全基地の役割を果たし、患者が安心や自信を身につけていくことを援助することによって、心のよりどころとなる内的な安全基地を築く手助けをすることができると考えられている。 これら安全基地の概念は、児童の愛着行動のみならず、人間のパーソナリティの発達を説明する重要な概念の一部と見なされている。
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