宇留野氏概説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 08:26 UTC 版)
宇留野氏の本姓は源氏。佐竹氏(常陸源氏)の傍流にあたる。家紋は章扇。庶流に大山田氏など。 佐竹義人の孫の義公の代に常陸国那珂郡宇留野邑(宇留野村)を拠点として、宇留野氏と称したとされ、『佐竹氏系図』に宇留野氏の発祥までの過程を次のように載せる。義元は佐竹義舜の子で、宇留野義久(義公の次男)の養子であったが、宇留野氏当主であった四郎(義久の兄)が賀峰で討ち死にしたために、同氏を継いだ。部垂氏とも称し、佐竹宗家と対立したため部垂義元の乱にて滅ぼされ、子の竹寿丸ともども討たれた。 系譜 佐竹義人(上杉義憲)-伊予守義俊-宇留野掃部頭義公-四郎(義長?)=義元-竹寿丸(滅亡)
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