学長不信任案の可決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:44 UTC 版)
「ローレンス・サマーズ」の記事における「学長不信任案の可決」の解説
2005年1月の発言を受け、J・ローランド・マトリー教授によりサマーズ学長に対する不信任議案が提出された。2005年3月15日にハーバード大学人文学部教授会、ハーバード人文学大学院、ハーバード・カレッジはサマーズ学長に対する不信任決議を賛成218・反対185・棄権18で可決した。より穏やかな形でサマーズを批判する投票についても実施され、賛成253・反対137・棄権18でこれも可決した。約370年の歴史を持つハーバード大学で教授会が学長の不信任案を可決したのは初めてであった。 サマーズは職員よりも学生から支持を得た。決議前の2月に行われたハーバード・クリムゾン紙の調査では、サマーズの辞任を19パーセントの学生が支持したのに対し、57パーセントの学生が辞任に反対した(回答者424名のうち男性が56パーセントで女性が44パーセントである)。 サマーズの後任にはハーバード大学371年の歴史上初の女性総長として、南北戦争の歴史学者のドリュー・ギルピン・ファウストが選出された。
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