孝明天皇下賜の宸翰・御製
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 17:11 UTC 版)
「松平容保」の記事における「孝明天皇下賜の宸翰・御製」の解説
上述の通り、八月十八日の政変の際に孝明天皇より賜った宸翰(孝明天皇宸翰)には、京都守護職である容保の職務精励を嘉する文章があり、いかに孝明天皇が容保を信頼していたかを物語っている。宸翰・御製の内容は以下の通り。 宸翰 堂上以下陳暴論不正之所置増長付痛心難堪下内命之処速ニ領掌憂患掃攘朕存念貫徹之段 仝其方忠誠深感悦之餘右壱箱遣之者也 文久三年十月九日 御製 たやすからさる世に武士(もののふ)の忠誠のこゝろをよろこひてよめる和(やわ)らくも たけき心も相生(あいおい)の まつの落葉のあらす栄へむ 武士と こゝろあはしていはほをも つらぬきてまし世々のおもひて
※この「孝明天皇下賜の宸翰・御製」の解説は、「松平容保」の解説の一部です。
「孝明天皇下賜の宸翰・御製」を含む「松平容保」の記事については、「松平容保」の概要を参照ください。
- 孝明天皇下賜の宸翰・御製のページへのリンク