好発条件と予防
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 06:09 UTC 版)
子宮下垂・子宮脱は、出産回数の多い女性が高齢になってから起こしやすい。また、産後の早いうちから力仕事などをしているとなりやすい。出産直後の女性で一時的に子宮下垂・子宮脱の状態が見られる場合もあるが、腹部に無理な力をかけないよう注意して過ごしていれば、子宮が元の大きさへ縮小してくる頃には(子宮復古)、たいてい自然に解消されることが多い。子宮復古を促進し、将来の子宮脱を予防するためには、骨盤底筋などを鍛える産褥体操も有効である。 あまり知られていないことだが、良い性生活(パートナーとの性交渉または自慰による)を送っている女性は、そのために骨盤底筋を鍛えられるために、予防しやすいことが報告されている(Jaqueline Goncalves, 2013)。
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