法宣寺の天蓋マツ
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法宣寺の天蓋マツ(ほうせんじのてんがいマツ)は、広島県福山市鞆町後地の法宣寺境内に生育していたクロマツの巨木である[1][2][3]。法宣寺の開基大覚大僧正手植えの木と伝えられ、推定の樹齢は630年とされていた[1][2][3]。「まれに見るクロマツの名木」として1944年(昭和19年)に国の天然記念物に指定されたが、1991年(平成3年)夏に枯死している[注釈 1][1][2][4]。
注釈
- ^ a b 国の天然記念物に指定されていたマツでは、他に島根県益田市の「高津連理のマツ」(1997年北側の株枯死、2003年南側の株伐採)、山梨県北杜市の「万休院の舞鶴マツ」(2007年枯死)や、兵庫県南あわじ市の「淡路国道マツ並木」(1980年代滅失)などが天然記念物の指定を解除されている。
- ^ 「正平」は南朝方の元号である。資料によっては「正平13年」ではなく北朝方の元号を用いて「延文3年」と記述されている場合もある。
- ^ 人間の目の高さ付近で測った樹木の幹まわりの寸法を指す。
出典
- 1 法宣寺の天蓋マツとは
- 2 法宣寺の天蓋マツの概要
- 3 参考文献
天蓋松
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開基である大覚僧正の手植えと伝わる推定樹齢630年の黒松で、国の天然記念物に指定されていたが、1991年に枯死した。幹の周囲は3.3m、枝張は30mに及んだ。
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