天神洞四号墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/24 00:18 UTC 版)
調査以前より古墳の存在が知られていた。埋葬施設:ほぼ南に開口部を持つ無袖の横穴式石室である。 床面は長さ約4.6メートル、幅0.85〜1.2メートルで奥壁幅がやや広い。 側壁最下段の石列をわずかに残すのみで奥壁は抜き取られていた。 石室内の開口部には板石が1枚直立し、室内に板石片が散乱していたため、 組合せ式箱型石棺が設置されていたと考えられている。出土品:耳環1、鉄刀1、鉄鏃7、土師器坏1、須恵器蓋坏2、有蓋短頸壺2、短頸壺2、長頸瓶1、平瓶1、𤭯(はそう)2須恵器は7世紀前半のものと考えられている。
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