天台宗における四菩薩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/16 02:55 UTC 版)
天台宗系では、阿弥陀如来の脇侍として金剛法、金剛利、金剛因、金剛語の四菩薩を安置することがある。 金剛法・金剛利・金剛因・金剛語の各菩薩は単独では造像されることのまずないものだが、密教の金剛界曼荼羅では五仏(五智如来)の1つである阿弥陀如来の東・南・北・西に上記四菩薩が配されている。この形の阿弥陀五尊像(阿弥陀如来及び四菩薩像)は比叡山東塔常行三昧堂に安置されていたことが知られ、現存する古像としては、日光輪王寺常行堂安置の五尊像(重要文化財)が知られている。
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